WiMAXが2020年3月末で終了する!?今後について
WiMAXが2020年3月末で終了する!?今後について
UQコミュニケーションズ株式会社は、9月3日に「WiMAXサービスを2020年3月31日に終了する予定」だと発表しました。
そして、WiMAXサービスの新規加入の申し込み受付も2018年9月30日に終了する事になりました。
ワイマックスがなくなるの?
みなさん、こう思いましたよね。
大丈夫です、ワイマックスはなくなりません。
「UQ Flat年間パスポート」、「UQ Flat年間パスポートハート割」、「UQ Flat」、「UQ Step」、「UQ 1Day」のサービスがなくなり、今後はwimax2+に一本化されるようになるようです。
既存の無印の無制限アンテナのwimaxユーザーは、今後、wimax2+対応の機器や契約プランへ変更する事により、wimaxの利用継続を行う事ができます。
これにちなんで、wimaxでは、WiMAX 2+機器へ無料変更できるよう、「おトクに機種変更」を2018年10月1日より開始するとの事。更に、「UQ Flatツープラス ギガ放題」の割引価格を、従来の3カ月間から3年間に延長するとともに、3,000円の登録料を無料にするなど対策を打ち出しています。
wimax終了後、wimax2+に変更するデメリット
wimax2+になる事により、データ通信に制限がかかるようになります。どの程度の制限かと言いますと、直近3日間で10GB以上(「WiMAX 2+」と「au 4G LTE」のデータ量の合計)というのがUQワイマックスの公式が発表しているデータ量になります。
もしオーバーした場合、3日間で10GBを超えた日の翌日のネットワーク混雑時間帯(18時頃~翌2時頃)に、最大通信速度1Mbps程度(YouTube動画の標準画質レベルが視聴可能な速度)に速度制限がかかってしまいます。
ただしデメリットばかりではありません。wimax2+は従来のwimaxと違ってデータ通信が高速なので、常識的な利用範囲であればwimax=遅いという概念を覆す事になります。その常識的というのは3日で10GBになります。
データの10GBってどのくらい?
YOUTUBE動画をPCで5分見た場合のデータ量で、どのぐらい見れるのかを、超高画質、高画質(HD)、標準画質(SD)、低画質の4パターンで説明します。
画質 | データ量 | 視聴回数 |
---|---|---|
超高画質 | 約113MB | 約88回(7時間程度) |
高画質(HD) | 約60MB | 約166回(13時間程度 |
標準画質(SD) | 約17.5MB | 約570回(47時間程度 |
低画質 | 約10MB | 約1,000回(83時間程度 |
データ通信が急に遅くなった場合、使いすぎか故障か判断がしにくいという人には、事前登録する事で、速度制限がかかる当日13時以降にメールにてお知らせが来る「データ量通知サービス」の提供があります。恐怖のメールになりますがw、お知らせメール登録をしていれば、速度制限がかかっていることが明確にわかるので安心ではないかと思います。
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